巷で猛威を奮っているユリアンのVトリⅡ「タイラントプレッシャー」の対策をまとめてみました。
タイラントプレッシャー自体はそんなに強くないので、基本性能を知ればだいたい対処できると思います。問題は通常技と相性が良すぎる事です。今回は、通常技連携も合わせて紹介していきます。
タイラントブレイズの性能
ユリアンのVトリⅡ「タイラントプレッシャー」発動後、Vトリボタン(強P+強K)で発動できる。
- ダメージ:120(最大溜め時:140)
- 発生:20F ~ 66F
- 最大溜め時、ガードブレイク属性 (4発タックルのうち初段のみ)
- 3F目からアーマー判定
- Vトリキャンセルできる通常技と特殊技からキャンセル可能
- VトリⅡ→前中P or 弱タックルのコンボが繋がる
- 最大溜め時:VトリⅡ→しゃがみ大P等のコンボが繋がる。
タイラントブレイズの強いところ
- ゲージ2本で発動できる。
- ガードさせて-2フレームの硬直差。
- 画面端から画面端へ持っていける運び性能。
- しゃがみ中Kなどのリーチの長い下段から繋がる。
- 上下択と相性が良い。
- ループ性がある
タイラントブレイズのイマイチなところ
- EX必殺技からタイラントブレイズへはキャンセルできない。(Vトリ発動キャンセルは可能)
- 溜め時、ガードブレイク性能が付いているのは初段のみ。
- アーマーが一発しか耐えられない。
- タックル中はアーマーが付かない。(溜め中のみ)
- ガードブレイクまでフレームが長すぎる。しゃがみ大Kをクラカン時くらいしか使えない。
- 小技からコンボが繋がらない。
タイラントパニッシュのガードブレイク範囲
ガードブレイクの範囲は開始位置の一歩内側。この範囲の外にいればガードブレイクされず、ガードが可能です。ガード後はこちらが不利フレーム(-4F)になるので注意。
Vスキル1が完成していない場合は、突進中はアーマー判定がありません。通常技の置きで潰したり、無敵技で切り替えせます。ただし、移動速度が早いので、見てから反応するのは微妙です。
連携解説
タイラントブレイズ自体はそこまで強くなく、上記の解説から各々対策が出てくると思います。
問題なのは前中Pからの連携。今回は連携に使われるパーツの基本性能を紹介します。
前中P
発生7F、持続4F、ガード時の硬直差-2F。
- 全ての元凶。まずこの技をガードした時点で択が発生します。
- ガード時の硬直差はこちらが+2Fで有利になるが、この後に3F暴れつぶしがある。
- 持続フレームをガードすると、ユリアン側が-1F~+1Fに変わるので注意。
→対策1:中距離だとしゃがみ中K等ですかせます。
→対策2:前中Pをガードした後、ほとんどのユリアンは攻撃してきます。EX昇竜等の暴れを見せて、一回黙らせておきましょう。
前中P→TC(中段)→VトリⅡ
- 前中Pからのメイン択。
- 中段かつ、3F潰しで期待値が高い択。
→対策1:前中P→TCの間は強昇龍系で割り込めます。
→対策2:中段ガードあとは-8Fで確定反撃がありますが、VトリⅡをキャンセルされるとガードポイント(1段)が発生します。発生の早い多段の無敵技 (例:ケンのEX昇竜) を用意しておくと、反撃も出来るし、ガードポイントも潰せられます
前中P→しゃがみ中K→VトリⅡ
- 下段択。どちらかといえばサブ択にあたる。
- 前中P→しゃがみ中Kの間が10フレーム空くため暴れにめっぽう弱い。なので、相手の小技が当たらない距離でよく使われる。
→対策1:7Fのフレーム差があるのでファジーガードは可能。
→対策2:TCが怖いですが、小技暴れで反撃。
前中P→しゃがみ小K→しゃがみ小P→強ヘッド or 弱タックル or EXタックル
- 下段択その2。リターンは若干下がるが、リスクは減る。
- 小技からVトリⅡが繋がらないので、必殺技を使用する。
- 前中P→しゃがみ小Kの間が6フレーム空く。暴れに弱いのは。同じ。
- 密着からしか繋がらないため、基本的に起き攻め用。
- 被起き攻めの際に前中Pを持続重ねされると、ユリアン側が最高+1F有利になります。その後のしゃがみ小Kは、3F技に相打ちになるので、持続重ねの際に暴れるのは注意してください。
→対策1:TCが怖いですが、小技暴れで反撃。
まとめ
- 上下択のメインは中段技です。下段はユリアン側がリスクが有ることを意識しておきましょう。
- 下段択は小技暴れに弱い。
- 小技暴れが当たらない距離では、リーチの長いしゃがみ中Kが活きてくるので、後ろ歩きは控えめにしましょう。
- 前中Pガード後はだいたい攻撃してくるので、暴れを見せておくのは有りです。
- ガード後は-2Fなので、前回の簡易対策に書きましたが、小技重ねが安定です。
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