FP検定にストレート合格するために勉強しすぎた話(2級編)【2021年】

SAMEのブログ

FP検定ことファイナンシャル・プランニング技能検定。

2021年1月に3級の検定を受けたのですが、勉強しすぎて9.5割も点をとってしまいました。※ 6割あれば合格です。

いらなかった3.5割分を有効活用させるために、2級も受けることにしました。

というわけで今回は2級のお話です。

目標設定

3級の検定が終わったのが1月の下旬。
さすがに結果が届いてからでは遅いかなと思い、2月から勉強スタートすることにしました。

次の検定は約4ヶ月後の5月。
それだけ時間があれば余裕だな♪てことでそのまま続けて5月の検定を受けることに。

また、検定の法令基準日は、1月・5月の検定は前年の10月1日なのに対し、9月試験ではその年の4月1日になります。
つまり、同じ年の1月・5月の検定であれば法令基準日は同じなのです。
これは5月に受けるっきゃない!

私の場合は偶然でしたが、もし最初から2級を受ける予定のある方は、3級を1月の試験で受けるのがおすすめです。

また、実技は前回と同じ「資産設計提案業務」を選びました。
単純に、同じ方が安心だと思ったからです。(浅い)

勉強準備

3級で紹介したサイトを使えば、2級でも何も買わなくていい気がしましたが、やっぱり内容をちゃんと理解したい!と思ったので(真面目☆)、結局今回も下記の教科書『みんなが欲しかった! FPの教科書 2級』と問題集『みんなが欲しかった! FPの問題集 2級』を購入しました。

3級でいらないと言っていた問題集を、なぜまた買ったのかといいますと、メルカリで安く売っていたからです(笑

また個人的に、3級の問題集に付いていた「別冊」の解答解説が気に入っておりまして、2級版のこれが欲しいがために、またまた購入してしまいました。

「別冊」の魅力は大きく分けて3つ!

  • 重要ポイントが1冊にまとまっている
    「別冊」には、問題集の解答の後に、それぞれの単元の厳選されたポイントがまとめられています。
    教科書を読みながら自分でノートにまとめるタイプの方には必要ないかもしれませんが、私の場合、教科書はただ読むだけだったので、予めまとめられているこの部分はとても重宝しました。
    ただ、厳選されすぎて、自分が覚えたい内容まで省かれている場合もあります。
    そのような場合は、足りない内容を自分で直接「別冊」書き込んでいました。

  • 赤シート対
    「別冊」では予め、検定のために覚えておいた方が良い箇所が赤字になっています。
    ただこの「別冊」、そのまま赤シートを使うと消えた箇所を見失ってしまいます。
    (これ、教科書も同じです。みんな困らないのかな…?)
    私は先に、赤シートで消えない青い蛍光ペンで赤字箇所の下に線を引いていました。
    ちょっと手間ですが、赤シートを使った際に、どこに赤字箇所があるのかすぐにわかるようになるのでとってもオススメです。

  • 持ち運び便利
    これが最大の魅力!
    私は検定当日も、この「別冊」だけを持っていきました。
    教科書、重いんだもの。。
    特に、2級の教科書は3級よりも更に重たくなっているので、絶対に持ち運びたくない…
    ちなみにですが、気になって重さを測ってみました。

    3級教科書(648g)→ 3級別冊(194g)
    2級教科書(840g)→ 2級別冊(315g)

    「別冊」!軽い!!

とまあ、熱く魅力を語りましたが、これだけといえばこれだけの理由です。
これらの理由が問題集を買うほどの理由になるのかどうか…
それはみなさんご自身の判断に任せます。

※ 当然ですが、私の買った教科書と問題集は私の年度のものです。(上のリンク先とは異なります。)
 毎年新しいものが登場しているのでご注意ください。

勉強方法

ほぼ3級と同じです。

① 教科書を1単元分読む
  ※ FPには全6単元あります
② 読んだ単元の問題集をざっと解く
③ 6単元分繰り返す
  ★ここまでで約1ヶ月半
④ 再度問題集を最初から全部解く(2周目)
  ※できなかった問題にはチェックを入れておく
  ※できなかった問題が「別冊」のまとめ部分に掲載されていない内容だったら、自分で「別冊」に書き込んでおく
⑤ ④でチェックを入れた問題だけ再度解く×2回
  ★ここまでで約2ヶ月半
⑥ Webサイトにある過去問をひたすら解く
  ★ここまでで約4ヶ月
⑦ スキマ時間は「別冊」の赤シートチェックをする

また問題集には「きんざい」の実技問題も掲載されていますが、今回は全てすっ飛ばしました。
それよりもwebサイトにある違う過去問をやった方がいいと思ったからです。
3級での反省をちょっとだけ活かせました。

勉強時間

私の場合は、週4日(月火木金)1日1時間弱くらい勉強しました。
(もちろん週によっては週3日だったり5日だったりしましたが)
GWはほぼ何もせず。
検定の1、2週間前は土日も各日3時間くらい勉強しました。
ので、合計勉強時間はおおよそ80時間くらい。

3級よりは少なめな感じです。

試験当日

会場へ
集合時間は 9:40。
今回は最寄りの大学が会場だったのでのんびり家を出発。
9:15頃に大学に着いたのですが、検定の教室が自分の入った門から一番遠い校舎にあり、大学に入ってから教室に到着するまで10分以上かかりました。。
早めに到着しておいてよかったです。。

学科試験
時間は 10:00~12:00 の120分。
学科試験はマークシート方式なので私は鉛筆を持っていきました。
しかし…試験開始と同時に問題発覚。
結構力を入れて書いているのに、塗りつぶしたマークが激薄。
あら?と思って鉛筆をよく見ると…
まさかの『3H』。そりゃ薄いわ…と突っ込みながら、悲しく予備で持ってきていたシャーペンを使用しました。
みなさん、持ってくる鉛筆の濃さには注意してください。

お昼休憩
当然休日なので大学の学食は食べられません。
私は予め来る途中にパン屋さんでパンを買っておき、そのまま検定の行われた教室内で昼ごはんを食べました。

実技試験
時間は 13:30~15:00 の90分。
私は帰って自己採点がしたかったので、持ち帰ることができる問題用紙に自分の解答を全て書き写していました。
ただ、学科試験は数字に丸を打つだけなのが、実技試験ではそうはいきません。
書き間違えないようにと、なんだか無駄に神経を使いました。。

試験結果

結果は約1ヶ月後の6月末に発表です。
発表当日、早速webで確認。

学科60満点中50点
実技100点満点中90点
合格!

やった~♪ でもまた勉強しすぎた~笑
じゃあ1級も受けちゃおっかな…?と思って調べたところ、残念ながら1級を受けるには実務経験が必要とのこと。
今のところ、特に仕事に活かす予定はないので、こりゃダメだと断念。

これで私のFP生活も終わりかな…と思っていたところで問題発生。
待てども待てども結果のはがきが届かない。

え?webで見たのは見間違い…?と思って見直してみましたが、web上にはちゃんと合格の文字。

2週間たっても届かないので、日本FP協会に問い合わせ。
まずはwebからお問い合わせ…してみたけれどメールで直接試験事務課まで電話してくれとのお返事が。

そこでお電話。通話料金が気になるけども仕方ない。
お姉さんとお話し、なぜ届いていないのかはわからないけど、とりあえずもう一度送ってもらうことに。

しかし…それでも届かない。

1週間たっても届かない。

もう、どうしたらいいんや…としょんぼりモードで8月に突入。
突然届きました。よかった~

これが最初に送られたやつなのか、後から送られたやつなのか、どちらかわかりませんが、とりあえず一安心。片方、どこ行っちゃたのかな。。


こうして私の約8ヶ月におよぶFP生活は幕を閉じたのでした〜
大変長くなりましたが、少しでもFP受験を検討中の皆さんの参考になれば幸いです。

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